よくあるご質問
香港でお部屋を借りる場合、入居費用はいくらかかりますか? | 敷金として家賃の2ヵ月分、入居時の先払い家賃1ヵ月分、仲介手数料として0.5ヵ月分、合わせて家賃3.5ヵ月分と、香港政府に契約を登録する為の印紙税(数百ドル程度)がかかります。 |
通常どのような要素でお部屋を選びますか? | お子様の学校や幼稚園の通学バスルート、職場との距離、日系スーパーを含む買物の便、駅との距離、部屋の広さ、環境、施設、家具・家電と内装の状態、景色、お部屋のオーナーの対応などだと思います。 |
部屋を選ぶにあたって最も重要なポイントはどこだと思いますか? | 人によって重要なポイントは異なってくると思います。 個人的意見を述べますと、毎日寝るベッドのマットレスをとても重要だと考えています。きれいな内装の部屋、広い部屋は目をつぶってしまえば、とりあえず見えなくなりますが、マットレスの寝心地は目を閉じてもそこで横たわるかぎり変わるものではありません。また、柔らすぎるマットレスを使用しますと腰が痛くなる方もおられます。マットレスの硬さ&広さは重要だと思います。 |
通常、何件くらいの物件を見てお部屋を決めますか? | 人によって様々で、1件見て気に入られる方もいれば、30件見てもまだ見たいとリクエストされる方もいます。(大まかな平均を言えば10〜20件程度だと思います) |
香港で住むにはどこの地区がお勧めか、と友人2人に尋ねたところ、1人はホンハムと言い、別の1人はタイクーと答えました。実際どちらが良いと思われますか? | ある会社の新人が、先輩社員10人に住む場所はどこが良いか、と聞いたところ、10人が10人とも異なった場所を答えたので参考にならなかった、ということがありました。他人の意見は意見として、自分の目で確かめて自分が受けた印象を素に判断するのが良いと思います。 |
香港で日本人が部屋を選ぶ傾向には何かありますでしょうか? | 人それぞれで一概にはいえませんが、内装の状態を重視され、かつ高層階よりも中・低層階を選ばれる傾向があると思います。 |
お部屋の内見について | |
お部屋のどこに気をつけて見ればよいでしょうか? | 一般的なことを言えば環境、部屋の広さ、間取り、内装の状態、付いている家具、景色などでしょうか。 しかし結局は、その部屋の雰囲気を自分が好きになれるか、ということに尽きるかと思います。 いくら条件が良くても、好きになれないお部屋に住むのでは、 せっかくの香港生活を楽しめないのではないでしょうか? |
案内してもらうお部屋、クラブハウスの写真は撮っても良いのでしょうか? | 各部屋については、オーナーの了解を得られれば問題ありません。 しかしクラブハウスやプールなど施設の写真撮影は禁止されています。 |
お部屋の内見の際、1部屋は何分くらい見ていてよいのでしょうか? | 特に決まりはありませんが、いっぺんにいくつものお部屋を内見する場合、 あまり長く見ていては次のお部屋のオーナーを延々と待たせることになりますので 適当な時間で切り上げましょう。お部屋の雰囲気を見るだけでしたら、 1物件についておおよそ5分〜10分くらいだと思います。 もし気に入ったお部屋がありましたら、ぜひお知らせください。 その時にはじっくりとご覧いただき、細かく条件の打ち合わせをいたします。 |
入居時に関して | |
入居立会いとは何をするのでしょうか?また、用意しておくべき物は何かありますでしょうか? | 入居立会いでは、契約書に添付した家具リストにある家具・家電の確認、メインドアから メールボックスを含む鍵の受け取り、入居時点の電気・ガス・水道のメーター確認、洗濯機や給湯器など、 お部屋にある設備の使用方法の説明、家賃の支払方法の確認など、 新しいお部屋で生活するにあたっての説明があります。 通常、入居と同時に各支払いの決済をするので、 入居費用、身分証明に必要なパスポートか香港IDカードは準備しておきましょう。 また、 住民カードが必要なマンションではカードの申請をしますので、 入居される方の顔写真と、申請費用(数百ドル程度)が必要になります。 |
入居中に関して | |
切れた電球の費用負担と電球の交換などは家主さんがしてくれるのでしょうか? | 電球など消耗品の購入費用は入居者の負担になります。また電球の交換も入居者自身がします。 |
香港の家賃は日本に比べてとても高いと思います。 こんなに家賃が高いので、家主さんは入居者に何か特別なサービスをして くれてもいいんじゃないでしょうか? | 特別なサービスは要求できません。どうしても何らかのサービスをして欲しいのであれば、 契約前にオーナーに交渉して契約事項に盛り込む必要があります。 仮に家賃が3万香港ドルだった場合、物件の購入金額は1,000万香港ドル程度となります。 月々の家賃は購入額の0.3%です。それを考えると特別高い利回りの得られる投資 とはいえないと思います。 日本の感覚では家賃3万ドルはとても高い家賃だと思われるでしょうが、 購入金額を含めて考えた場合、決してオーナーだけが不当に高い利益を 得ている訳ではありません。 |
入居中に起こる、大きな事故にはどのような事態が考えられるでしょうか? | 深刻な事態として、水漏れとオーナーの破産が時々、聞かれます。 水漏れでも大規模な場合ですと、天井に溜まった水が一斉に出てくる場合、水道パイプが 破れて急に水が溢れてくる場合があります。これらは事前の予防は難しく、 起こってしまったらオーナー、当社担当者、管理事務所になるべく早くお知らせ下さい。 関係者全員で対応策の相談をします。 オーナーが破産した場合、現在のオーナーから所有者が換わります。 新しいオーナーになった際、バンクコンセントを取得していない賃貸契約は無効とされ、 即時退去を要求されることがあります。 また家主からの敷金の返還も難しいと思います。 予防策として、突然、オーナー宛に催促や請求の手紙が増える、 オーナーに集金の人が尋ねてきたりするなど、 「変だな?」と感じることがあったら十分注意し、場合によっては家賃を払わず様子を見ましょう。 その他の深刻な事態として、盗難、火事、窓枠の落下などの事故もあります。 |
バンクコンセントとは何でしょうか? | オーナーが物件を購入するにあたり銀行でローンを組む際; @自分で住むために購入すると申請する A投資用として他人に賃貸するために購入すると申請する という、2種類のローンが選べます。上記@Aはローンの金利が異なり、 @ の方が金利は安くなります。 A のように、他人に物件を賃貸すると申請してローンを組んだ時に、 銀行からオーナーに発行される証明書をバンクコンセントといいます。オーナーが バンクコンセントを取得していれば、ローンの貸し主である銀行が賃貸契約を認めている為、万が一、オーナーが破産してもその賃貸契約は有効とされます。しかしバンクコンセントを持っているオーナー、実は少数派です。 |
退去時~退去後に関して | |
今住んでいる部屋を解約したいのですが、どのようにすればよいでしょうか? | 契約が解約可能な(OPTION)期間に入っていれば、契約書上にあるオーナーへ の前通知の期間に合わせて退去レターを発行して下さい。 退去レターには部屋の住所、退去したい旨、退去する日付けを英語(または中国語)で 明記し、サインしてオーナー宛に書留郵便で発送します。 また法人契約の場合なら、会社のレターヘッドを使用して、契約時のサイン者の サインをもらい、オーナー宛に書留で発送します。 また郵送3〜4日後に、オーナーに通知を受け取ったか否かの確認することをお勧めします。 |
退去時にしなければならない事は何かありますか? | 退去前、最後に支払った電気、ガス、水道などの請求書または領収書を提示して、 それぞれの料金支払いについて滞納が無いことをオーナーに示します。 また退去時には簡単にでもお部屋の掃除をしたほうが良いでしょう。 |
退去立会いは何をするのでしょうか? | オーナー・入居者ともに入居時の家具リストに記した家具の確認、 入居時に受け取った全ての鍵の返却、部屋の状態の確認、電気、ガス、水道料金など の清算、デポジット返却の確認などを行います。 |